学校経営・学校会計分析・教員研修のA工房

東京で進路指導や教員チームなどの育成、研修、学校評価、授業評価に携わるコンサルです

サービスの詳細7

学校力診断

 学校改革はまず、自校の強みと弱みを知ってから。
 私立学校は、伝統的に、建学の精神を掲げ、「育てたい人間像」を提示、その上で、それぞれに工夫した授業を始めとする教育活動を提供してきました。いわば、「こういう教育をするから、来たい人は来てください」というスタンスです。もちろんこれは人を育てる学校である以上、簡単に否定できない姿勢ですし、また、否定すべきものでもないでしょう。ただし、志願者を選ぶことができた時期は、あまり問題にならなかったことですが、「本当に看板通りの教育をやっているのか」、「きちんとした授業を行っているのか」という点に関して、何の保証もなかったというのが実際ではないでしょうか。

 少子化が急速に進み、学校に対する経済面での補助についても厳しさを増す中、政府・自治体を始め、社会一般の学校に対する目は厳しくなってきました。最近の学校評価を巡る制度的な改変はこうした事情背景が作用していると考えます。選ばれる立場になったとき、これまで不足していたものがあらわになってきたというのが実際だと思います。この際、学校として採るべきことは、

 ① 建学の精神の現代的解釈と具体策の立案
 ② 校務のうち要となる業務に目標を立てること
 ③ 以上の目標について、過程の中で検証し、問題点を抽出すること。
 ④ ③を承けて必要に応じて修正案を出すし、実行すること
 ⑤ ①~④の取組を対外的に明示し(広報の充実)、潜在的顧客とスポンサー(助成金を出す役所であり、ひいては社会一般です)に再提示すること

 このうちここでご紹介している学校診断や他の稿でご紹介する授業評価、学校評価は、③に相当すると考えております。①、②や学校の改善点がみつかってからの④に相当する取組も大切です。是非、御校の現代的役割を再定義する中に、この評価というものを位置づけていただきたいと思います。

 さて、このサービスでは、現場の先生方、管理職の先生方、そして場合によっては理事職の方々へのヒアリング調査から入ります。そして、必要に応じて保護者、在校生などにアンケート調査を行ったり、生徒を毎年送ってくださる進学塾の先生方へのインタビューなどを実施、学校の伸ばすべき方向と改善すべき問題点を明確にします。

 出てくる結果の中には、既に先生方が薄々気づいていらっしゃるものも含まれているかもしれません。その場合、職場一丸となって、その問題に対処していくという機運を形成する絶好の機会となります。

 費用は、調査の規模によります。また、アンケートなどを実施する場合は、アンケートのパッケージを使用しますので、なるべく費用を抑えつつも一定の金額は必要となります。まず、お問い合わせください。しっかりとしてお見積もりを差し上げます。

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